こんにちは! ブログ担当のKです。
突然ですが、今私は死ぬか生きるかの難題に立ち向かっています。今日はわけあって、外出することができません。事務所にもひとりぼっち。しかし、痛恨のミスでお昼ごはんの調達をし忘れました。事務所の冷蔵庫やデスクの引き出しの中を探しても食べ物がみつかりません。こんなことなら、引き出しの中のお菓子は大事にちびちび食べれば良かった…。なんて私は愚か者なんでしょう。後悔先に立たずとは、まさにこのことです。
もう、お腹はぐーぐー悲鳴をあげて、空腹すぎて蜃気楼が見えてきた時です。ぼやっとした視界の先に、銀色に光るリュックが…。
「あ、あれは!!」
そうです。それはまさしく、避難救護バッグ! いざという時を想定して会社に置いてあった、被災時用の避難グッズを入れたリュックでした。急いで、リュックを開けてみると、ありました。被災用の保存食!! その名も「サバイバルパン」!
た、たすかったーーーー!!
これでなんとか命がつながる! っと、あまりの嬉しさと奇跡の感動に思わずパンの缶に頬ずりした時でした。ほっとしたのもつかの間、まさかの光景が…。
タイムアウト!
え? うそでしょ!? まさかの賞味期限切れです。しかも、一年近く前に。
さて。ここでようやくタイトルの「DEAD or ALIVE」です。究極の二択を迫られました。一年近く賞味期限の切れたパンを食べて飢餓状態から脱するのか、はたまたお腹を壊して床に這いつくばるのか…。
目先の空腹を満たすことができるかもしてませんが、食べたが最後トイレの住人になってしまう可能性がかなり高めです。一体どっちを選べばいいんだ、私。
食べる? 食べない??
この二択が選べずに逡巡すること、はや1時間。もう限界です。ついに、私は禁断の果実(パン)に手を出してしまいました。
おそるおそるひと口。そして、またひと口。まだ大丈夫です。味もまずまず、結構美味しいです。もぐもぐ。もぐもぐもぐ…。気づけば完食です。よし。まだ私大丈夫そうです。
ピーピピーーー
唐突にFAX受信のお知らせ音が鳴り、ドキドキがさらに跳ね上がりました。驚かせないでよ、と胸をなでおろしながらFAXを確認にいくと、「最短30分でお届け! オフィス配達専門のお弁当!」という宅配弁当屋さんのDMが…
え? あれ? そ、そうか…。そうだよね。今どき出前だってなんだって、ネットで簡単に出来ちゃう世の中でしたよね。
そんなことすら思いつかないほど空腹で頭がまわらなかったみたいです。ゆえに、くだらないことに2時間近くも悩んでいたとは、本当にダメダメダメウーマンです。しかも、賞味期限のパンを完食するという今となってはまったく無意味の過ちまで犯してしまい、本当に一体わたしは何をやっていたのだか。猛省です。
今さらながらに、この後にやってくるかも知れない腹痛地獄が怖くなってきました。今からでも正露丸飲めば大丈夫でしょうか。それとも、胃薬でしょうか。はたまた水をがぶ飲みすれば少しは緩和されるでしょうか。あわわわわ。
とりあえず、思いつく限りの緩和策を試してみたいと思います。次回のブログ更新で無事生還報告ができることを祈るばかりですが、そんな私からみなさんにひとこと。
備蓄食品の賞味期限確認は忘れちゃダメ!