みなさん、こんにちは! ブログ担当のKです。
先日節分が終わったかと思ったら、もう次はバレンタインですね。まぁでも、バレンタインでキャピキャピしていた甘酸っぱい思い出は遥か昔の事ですので、今では「チョコの値段が割り増しになる日」くらいなもんです。
さて。本日は、地元にある“恐怖の野菜公園”をご紹介します。まず、公園って遊具にせよオブジェにせよ、基本的には可愛らしい動物や物がデザインされていると思うのですが、この公園はそういった子供だましや、保護者に媚びることなく「ド直球」に野菜で勝負しています。
では、ご覧ください。野菜公園のやさい達です。
ドン ドンッ ドドォォォ---ン
ね!? 「ド直球」ですよね!? もう、一切のデフォルメなし。そして「トマト」とか「イチゴ」とか、可愛さのある野菜や果物に逃げることもなく、THEベジタブルで勝負しています。そのチョイスも渋い。なんせ、【白菜】【茄子】【人参】。漢字にすればするほど、渋さが増しますね。むしろ、塗装や造形は実物を忠実に再現しているあたり職人(請負業者?)の心意気が伝わってきます。んで、何が恐怖かっていうと、このオブジェ。一個一個が結構大きいんです!! 少し大きな子供でないと跨ることが出来ません。白菜なんて股裂きの刑です。そもそも、この野菜たちが見て楽しむオブジェなのか跨って遊ぶ遊具なのかさえ、不明です。
さらに恐怖はこれだけでは終わりません。この公園、通称「野菜公園」で通っているのですが、一部動物もいます。色んなところでキャラクターに起用され愛されている「パンダ」と「クマ」ですが、その動物人気TOP5に入るであろうスーパースターたちもごらんのとおり…。
ひぃぃぃぃ!!
この二匹、完全に目がイっちゃってます! まっすぐ見つめる先には何もないはずですが、何かを見透かすような眼差しに真正面から見つめられると思わずたじろいでしまいます。「く○モン」や「たれぱ○だ」などの愛らしさ要素は皆無。恐ろしい眼力の持ち主です。こんな二匹ですから、だいたいの子供はこの二匹を初めて見ると絶叫です。後ずさってママの後ろに隠れる子もいれば、立ちすくんで泣き出す子供。時には、夜になり電灯の明りに浮かび上がる不気味な二人と目が合ったが最後、大人だって猛ダッシュで逃げ去ります。
そもそも謎なのが、あの野菜とこの動物達の関連性ってどこにあったんでしょうか。一度区の職員に聞いてみたいもんです。施工の企画書を業者から出された際に「白菜、茄子、人参、大熊猫(パンダ)、熊」のラインナップに、なぜ誰もツッコまなかったのかなぁ??
こんな公園ですが、近所の子供たちからは愛されていて、連日恐怖の泣き声を混じらせつつも笑い声の絶えない公園です。置物とも遊具とも分からない野菜と動物を遊び道具にかえて、子供たちは毎日楽しく遊んでいるようなので、何よりです。
みなさんのお住まいの地域にも、変わった公園はありますか? まだまだ寒い日が続きますが、意外と身近にオモシロ公園が潜んでいるかもしれませんので、散歩がてら探してみるともっと「とんでも」な公園がみつかるかもしれませんよ!! 是非お試しください!