こんにちは! ブログ担当のKです。
今日はめちゃくちゃ暖かいですね!? 私は、かなり重症な冷え症なのですが、今日ばかりは袖をまくりあげる位、汗ばむ陽気です。
さて。先日電車が遅延したせいで、駅のホームで30分も待ちぼうけすることになった際、暇つぶしにとスマホに保存されている昔の写真を見返しておりました。すると、その中のある写真をみつけて、ものすごーく悲しかったことを思い出したので、今回はそのエピソードをご紹介します。
それは、今から4年前のこと。ある旅番組をテレビで見たときに、群馬県館林のとあるうどん屋さんが紹介されていました。どうやら館林市は「ぶんぷく茶釜」で有名な街だそうで、そこのお店ではうどんをたぬきの形をした器に入れて出している、と紹介をされていました。
それがこちらです。
もう、このプクプクなたぬきの入れ物を見たらいてもたってもいられず、その翌日が土曜日だったためさっそく館林へ出発! 特に観光目的とかはまったくなく、ただただこのうどん屋さんに行くためだけに、東京から群馬県まで遠征してプクプクたぬきに会いに行ってきました。
しかし、運悪いことにその日も電車事故が発生していたせいで、大幅にダイヤが乱れ、迂回ルートで向うもさらに乗り継ぎに失敗し、なんだかんだで3時間以上かかって結局館林の駅についたの14時過ぎ。お店の営業時間は15:00までなので、急いでお店にいくとラストオーダーにギリギリセーフで間に合いました。
もう、中学校の帰り道に自転車を押したお尻丸出しのおじいさんに追いかけられた時と同じくらいの全力疾走でお店にむかったので、席についた時には3月初旬だというのに額には汗びっしり。思わず、周りを気にしながら誰も見ていないことを確認して、おしぼりで顔を拭いてしまいました。上がる息を出されたお茶で落ち着かせながら、さっそく注文です。テレビで紹介されていたのと同じ「釜玉うどん」を頼みました。かれこれ、家を出てから4時間が経過しようとしていたので、もうお腹はぺこぺこだし、いくつものアクシデントを乗り越えてたどり着いたのですから、存分に「プクプクたぬきうどん」を目と口とお腹で堪能して帰らなきゃ! と、今か今かと到着するのを待っていました。
すると、首を長くして待っている私の前に出されたのがコチラです。
なんか違う…。
あれ? あれれれ? あの、プクプクのたぬきじゃない!! TVで紹介されていた、まんまるのたぬきじゃない!!!
まさかの注文間違いか??と焦り、お店の方に「注文したのは釜玉うどんなのですが…」とおそるおそる尋ねたところ、「はい、そうです。」とのこと。
え、合ってるの?? でも、プクプクのまんまるじゃない!!
すると、お店のお母さんがにっこり笑いながら、「ご注文いただいた、釜玉うどん(冷)ですよ」との、まさかの回答!!!
教えてよ!!!
えーーーーーーーーーーー!! 釜玉うどんって、温と冷とで器が違うの!???? 教えてよ、お母さん! いや、私が確認しなかったのがいけないので、お店のお母さんには非はまったくないのですが…。
そうなんです。実は、釜玉うどんには「温かい釜玉うどん」と「冷たい釜玉うどん」の2種類があって、私が注文したのはまぎれもなく「冷たい釜玉うどん」。店にくる途中に季節外れの大汗をかいたせいで、いつもだったら絶対頼まないはずの「冷たい釜玉うどん」を偶然にも頼んでしまったことによる、大失態でした。
あぁぁぁぁ。なんのために、4時間もかけてうどん食べに来たんだか。I miss plumpTANUKIもう、涙味に近い冷えっひえの冷やし釜玉うどんを食べた後は、食後のお茶をすすることなく早々に閉店時間を迎えてしまい、お店を後に。結局実物を手にとることが出来なかったぷくぷくたぬきを、せめてもの思い出にと店の外のショーケース越しに写真をパチリ。あ、それがさきほど写真です。(お店の名誉のために申し上げますが、冷たい釜玉うどん、とっても美味しかったです!!)
そんなわけで、わたしは本懐を遂げることなく館林を立ち帰路についたわけです。もちろん、帰りも2時間コースの電車の旅です。これほどまでに、車中言葉少なになったことは後にも先にもこれが初めてかもしれません。それほどまでに疲弊しておりました。本当に、あの日のショックは出かかったです。タイムマシーンがあるなら、あの日に戻って注文の時に「あったかい、ぷくぷくたぬきの釜玉うどん下さい!!!!」で叫びたいです。
あ、ちなみに。この写真を見ながら悲しい思い出を思い返していたら、ようやく到着した遅延電車にも乗り損ねてしまい、さらなる悲しい出来事を更新してしまいました。
みなさんにも、こんな悲しかった思い出ありますか? 次は、いつ見てもHAPPYになれる写真を撮って、みなさんに紹介できるようにしまーす!!